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『鍼灸師という視点から見る東洋医学とCBD/医療大麻の密接な関係性 』

 

CBD LINK第4回目のインタビューは、CBDオイルで繊維筋痛症を改善した症例報告に感動し、それからCBDに興味を持ち始め、CBD サプリメントと医療大麻の認知を広げるため精力的に活動をしている、東京都西東京市にある田無北口鍼灸院の白石健二郎院長にお話を伺いました。

 

大麻と東洋医学の密接な関係、そして鍼灸師という視点から見る CBD/医療大麻とは。

 

 

鍼灸師という視点から見る東洋医学と

CBD/医療大麻の密接な関係性 』

 

 

インタビューアー(以後 I)白石先生、本日は宜しくお願いします。 

白石先生(以後 S)こちらこそ宜しくお願いします。 

 

I では、まず最初に白石先生は最初どういった経緯で鍼灸師を目指す事に決めたのですか? 

S 好きな事しかできない性格で、高校を卒業してからは音楽活動をしながらフラフラしていました。 しかし自分は音楽活動だけで一生やっていけるタイプではないと思い、二十歳くらいの時に仕事について真剣に考えました。

自分が楽しんで取り組め、なおかつ仕事に出来そうな事はないか悩みました。中学の頃に柔道もやっていて、怪我をした際に身体を治してもらった経験を思い出して人を治す仕事、癒す仕事を目指す事にしたのです。 

最初はマッサージの仕事も良いかなと思っていたのですが、鍼であれば耳鼻咽喉科領域のクライアントさんを見ることができたり、よく寝むれない人や胃腸が弱い人の自律神経調整が出来たりと幅広く身体を見られる所に魅力を感じて鍼灸師になろうと決めました。 

I その後に CBD と出会ったと思うのですが、どのように出会ったのですか?

S 僕は東洋医学系の某学会に所属しています。鍼灸や漢方の研究学会です。 そこでとある医師の先生が「線維筋痛症(全身が痛くなってしまう病気。難病とされる。)に対し CBD が効いた。」という症例報告を発表されていたのです。 

その発表に大変興味を持ちまして CBD商品を提供しているサプリメント会社に連絡を取り、ウチの鍼灸院 でもサプリを取り扱うようになりました。日本臨床カンナビノイド学会という医師の先生が主催する医療大麻の勉強会にも入会しました。 あと身内を癌で亡くしていまして、そのような経験から実はこの問題には以前から興味を持っていました。 

I ではそういった先生の症例報告が白石さんのデータの元になっているのですね? 

S はい、それだけでなく元々エビデンスについて考えるのが好きで EBM(エビデンスをもとに考える医学のこと)の本を読んで勉強したりもしていました。 

論文やデータに詳しい研究者の方や医師の先生のツイッターをフォローしたり、 Pub Med 検索して英語論文を見たりもしています。 

原文でスラスラ論文を読めたほうがいいので、英語が苦手でも Google 翻訳である程度は目を通します。そうしていかないと最新の情報も得られないのでそうしています。もっと言うと論文は吟味しながら読み込まないと深い理解はできないのですが、自分ができる範囲で日々少しずつデータやニュースなどチェックしています。

I なるほど。論文は率直な言葉使いなので Google 翻訳は得意分野かもしれないですね。
鍼治療はCBDと似てエンドカンナビノイドシステムに直接働きかけるとお聞きしたのですが、鍼治療を希望される患者さんにCBDを勧める事はありますか? 

S おっしゃる通りで、鍼灸の世界では身体に経絡というエネルギーの流れがあるという考え方をします。その経絡がエンドカンナビノイドシステムに関係しているのではないかというくらい鍼灸と CBD/医療大麻は深い関係にあると思っています。もちろんコレはまだ僕の考えでしかないですが、これからどんどん協力関係ができるのではないでしょうか。アメリカでは、CBDメーカーのコロラド州ファンクショナルレメディーズがすでに鍼灸治療の鍼灸治療の鍼販売会社であるLhasa OMSと業務提携したとのニュースがありました。Lhasa OMSのMIKE Balleyさんはヘンプオイルについて『鍼灸師の武器として至極当然』との認識を持っているようです。

、、、まあ、まだまだ日本では法整備も大麻に関する理解も進んでいないのが現状です。
日本の鍼灸院を利用されているクライアントさんに
『CBD は THC を含まない麻由来のサプリで身体に良いよ』とお話しても
『え!麻って麻薬じゃないの?違法じゃないの?』
と、驚かれてしまう事があるのではないでしょうか。

種と茎から作った CBD サプリメントのように今でも合法的に使えるものも沢山あるのですが、誤解されても困るから、僕自身のクライアントさんにもまだあまり勧めていないです。 (笑)

ただ、今後日本でも CBD や医療大麻への理解が進めば急速にCBDの需要が増えると思うので、今はそのための準備をしている段階です。将来的にCBDを勧めたいクライアントさんは沢山いますね。

I ちなみに将来的にCBDを勧めたいクライアントさんとはどういった疾患をお持ちのクライアントさんですか?

S 鍼灸治療と併用しながらの CBD サプリ摂取ということならば線維筋痛症という疾患をお持ちの方や、 片頭痛(偏頭痛)、群発性頭痛といった痛み疾患をお持ちの方でしょうか。

実は当院でも群発性頭痛を長年患っている方に既にCBDサプリを勧めたことがあります。 その方は自分で調べてネット購入し試したそうです。

めちゃめちゃ効いたみたいで、凄いお礼を言われてしまいました。(笑)

本来ならば CBD の摂取量や摂り方を医師と相談しながら決めてもらって鍼灸治療と組み合わせるのが望ましいです。が、今はまだそこまで出来ていません。

CBD が身体に良いというのは間違いないと思うのですが、まだまだ世の中の状況が追いついていない状況なので焦らずに啓蒙活動をし、準備をしている段階です。

I なるほど、その群発性頭痛をお持ちの方が改善された一つの例になるわけですね。

S そうですね、もちろんたまたまかもしれませんし、まだまだ検討が必要ですが、頭痛症状なども効果も分かりやすいので勧めやすい疾患の一つになるのではないでしょうか?

西洋医学だとロキソニンなどの薬で痛みを抑える事が多いのですが、薬が効きづらい頭痛の方もいらっしゃいます。服用すると胃の痛みなどの副作用が出てしまう方もいます。

脳出血とか脳腫瘍などは別ですが、筋緊張が原因で起こる頭痛に鍼で緊張を緩める、そして漢方や CBD 及び医療大麻で体質改善といったやり方は効果が高いと考えます。

偏頭痛なども相性が良さそうです。まずは通常医療が基本ですが、それで効果が得られなかった方にとっては選択肢の一つになるかもしれません。

さらにカンナビノイド欠乏症という概念だと甲状腺の病気や自己免疫疾患も関係があるという説があります。 そのような問題で悩んでいる方は現状の西洋医学でもなかなか改善しないので鍼灸院に相談に来る事も多いのです。

将来的にはそれらの症状の方々に CBD 摂取を勧めたり、医療大麻を扱える医師の診察を交えながら一緒に鍼灸治療で関わったりしたいなと思っています。

I なるほど、じゃあ一般的なCBD/医療大麻への理解がより増えれば勧めたい分野がものすごくあるということですね?

S そうです ! はっきりいうと今僕が臨床カンナビノイド学会に参加したり 医療大麻の勉強をし、啓蒙活動に参加しているのも 5 年先の仕事をやっているイメージです。(笑)

いずれ日本で医療大麻や CBD オイルが理解されるのは間違いないと思っています。 なぜなら他の国では既に理解され、認められているので。あとは時間の問題だけでしょう。

皆さん、医療大麻を見たことがないので解らないだけだと思っています。

I そうですね、世界の動きから見ても時間の問題という気は僕もしています。
先生のお話を伺っていると、CBDや大麻が元々東洋医学の一環という風に受け取ったのですが、例えばその一つの漢方薬って毎日摂取し体質改善をするものというイメージがあります。 特定の疾患のためにではなく病の『予防』という意味で CBD に効果があるとお考えですか?

S 東洋医学では未病という考え方をします。簡単にご説明しますと『なんとなく怠い』とか『疲れが取れない』、『寝むれない』、という状態を病気の前段階で未病と言います。

それが続くと本当の病気になっちゃいますよ、という考え方のことです。

CBD も未病の段階で摂取しエンドカンナビノイドシステムを整えることができるのでしたらそういった予防効果はあるのではないかと考えています。

I ちなみに先生自身もCBDを摂取していますか?

S はい。毎日オイルを飲んでいます。

I どういう時に摂取していますか?

S ほぼ毎晩ですね、リラックスして寝付きがよくなるので疲れがとれやすい感じがします。

I 先生は CBD の普及に力を注いでいるという事ですが、最近は主にどのような活動をされているのですか?

S 僕は元々音楽活動をしていたのですが、ある時期からは人前に出るのが嫌になって、音楽活動はしなくなり、ライター活動を通し自己表現するようになりました。

今日はご縁があってこうしてインタビューを受けさせていただいていますが 本来は裏方の人間で自分がインタビューする事の方が多いです(笑)

医療大麻に詳しい医師の先生や国会議員の先生にインタビューをして記事を書かせてもらいました。その記事やニュースを新聞やテレビ局などのメディアに取り上げてくれないかと売り込んだりもしています。

CBDや医療大麻の問題は僕のような鍼灸師ではなく医師や患者当事者などが語る問題だと思っています。

自己免疫疾患で困って医療大麻を使いたい患者さんもいますし、子どもの難治性てんかんに対し大麻由来の薬を使いたいと訴えている医師の先生もいます。

ですから、自分がお話をするよりもそういう方々をたくさん世の中に紹介したいと考えてライターなどの活動をしています。

立場上、色々な方に医療大麻の問題を話すのですが 「実は関心がある。」
という方は結構いらっしゃいます。

新聞記者の方も、テレビ関係の方も、マスコミの方も、医師の方も、政治家の方も、社会人であり組織人である事が多いので好き勝手に仕事はできないし、自分の思っている事も好きに言えるわけではないから黙っているだけのこともあるのです。

今はネットがあるので正しい知識を持っている人も多いです。多くの方が医療大麻の有益性についてご存知です。ですから FAX やメール一通でも真剣に医療大麻への思いをお伝えすればちゃんと話を聞いてくれる方も実は多いです。

「自分からは動けないけど外部から情報提供があったのでこの問題に対し取り組める。」という立場の方もいらっしゃいます。

だからこの問題に関心がある人はどんどん回りに話をしてほしいし、広めて欲しいですよね。1 人 1 人がアクションを起こす事が大事です。とにかく一日でも早く認知されてほしいです。

I 今後日本で CBD がアメリカやヨーロッパのように普及していく可能性はあると思いますか?

S 願望も含めての話ですが(笑)、間違いないと思います。 以外と早くそのタイミングが来ると思います。

アメリカでは法改正があり THC が 0.3 パーセント以下の産業用大麻(ヘンプ)は規制の対象から外れて、小麦やトウモロコシのように誰でも育てられるようになったので、もう準備万端です。

アメリカ国内で CBD 商品が沢山出回っているため、今後は日本にも CBD 商品が沢山輸入されてくるのではないでしょうか?

ファミリーマ ートで CBD 含有ドリンクが発売されるかも?なんて言うニュースもありましたね。今は、それぞれ関係各所 の方々が水面下で動いている段階じゃないですかね?

CBD や医療大麻が日本に定着するまでは、まだ時間がかかると思いますが実際はそのタイミングが早まるかもしれませんね。

I では、最後にあなたにとって CBD とはなんですか?

S CBD とか医療大麻の現状は一言で言うのは難しいのですが、とにかく面白すぎます。 社会の縮図というかこの現象を通して色々な事が分かります。

今ってインターネットがあれば誰でも、何でも、色々と調べられる世の中です。 既に日本臨床カンナビノイド学会のような医師の先生方が中心となり立ち上げた 医療大麻の勉強会もあり大麻を有効利用していこうという動きもあるわけです。

そうなると大麻由来のものが身体に悪い麻薬だ、ダメ絶対 ! なんてことだけではないという事がすぐに分かってしまいます。

何かしらの薬効は有る。だからこそ CBD も海外で薬としても使われたり、サプリメントとしても利用されたりしているのです。

でも自分の頭で物を考えない人は「えー?!」ってネガティブな反応で何が何でも 大麻を否定しようとします。

逆に柔軟な人は「よく分からないけど薬としても効果あるらしいね」、「もっと研究した方がいいんじゃない?」 というポジティブな反応する人が多い。

そういった、人の反応をみるのも楽しんでいます。(笑)

大半の人は前述の通り 良い部分も悪い部分も解っているけど、今はあえて自分の意見は言いません。 非常に日本人らしいと思います。

ただ、CBD と医療大麻関連のニュースは日々更新され、毎日いろんなニュースがあります。

CBD や医療大麻を通してこの時代に人々の価値観や世の中が変わっていく瞬間に居合わせられるのが本当に幸せですね。

このシーンは面白い人も多いし、今後が楽しみで仕方がないです。

日本でももっともっと研究が進んで欲しいと思います。

 

 

 

白石健二郎

田無北口鍼灸院/院長

西東京市で田無鍼灸院を運営。2019年2月に東洋医学系学会にて、CBD オイルサプリメントで線維筋痛症を改善させた医師の症例報告を見て感動し興味を持つ。現在は鍼灸院運営の傍らCBDと医療大麻啓蒙活動を幅広く展開中。

趣味は読書(毎月十冊程)、ライターなどの文化活動。 過去に音楽誌「ele-king」に寄稿経験あり。ゲーム音楽への楽曲提供を経てメジャーレコード会社から 3 枚アルバムをリリースした経験もある。

 

田無北口鍼灸院

〒188-0011  

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